◆別名:
◆所在:
一宮市本町3-11-1
◆交通:
◆歴史:
美濃国関城を領有する関氏の嫡流である関成重が築いた城館である。
成重は関城にほど近い佐野城の城主で、美濃斎藤氏に仕えていたが、後に織田信長の配下となり、尾張一宮の真清田神社の社領を得たため、一宮城を築いて一帯を支配したと伝わる。
成重の嫡男である成政は森長可の姉を娶り、織田信忠に従って長篠の合戦や三木城攻めに従軍。
本能寺の変で信忠が討死をした後は、織田信雄に従っていたが、小牧長久手の戦いで森長可と共に徳川軍と戦い討死を遂げた。
成政の五男であった成次は父の跡を継ぎ、美作津山藩の森家の家老として仕え、その息子長継は、主家の森家へ養子に入り、津山藩二代目藩主となっている。
◆現在:
銀行の前に城址碑と看板が残されているが、宅地化されたため、遺構などは存在しない。